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独自性の裏にある財務戦略

  • 投稿公開日:2017年7月15日
  • 投稿カテゴリー:変化の観光業!ウィズコロナ期・アフターコロナ期へ

 

 

業界内の裏側にある財務構造が分かると、
独自性を支える財務戦略が見えてきます。

 

私の場合は宿泊業や飲食業での見解が中心なので、
この分野で事例をお伝えします。

 

 

 

ある飲食店チェーン店ですが、
「格安の料金でステーキ等のお肉を食べられるお店」があります。

 

 

このお店のお肉は質が良いという程ではありません。
しかしお値段と比較すると十二分な質×量です。

 

では実際、このお店の財務戦略はどうなっているのか。

 

 

一般的な飲食店は原価率30%、人件費30%と言われています。
これも明確な基準があるわけでもなく、
習慣的にそうなっていったのでしょう。

 

しかしこのお店の場合は原価率が約40%強でした。
原価をそれなりにかけて
お値段に対しての満足度を上げていく戦略です。

 

 

その分削っている所もあります。
それは人件費です。

 

このお店の人件費は約20%程度。
かなり人件費を削減しています。

 

 

この裏側はどうなっているのか。
実は料理人への給料はあまりかけていません。
料理人ではなくてアルバイトが中心となって料理が出来る仕組みです。

 

 

ではアルバイトでも上手くお肉を焼けるのか。
この部分に工夫があります。

 

このお店のステーキはガスの炎ではなく、
電気式のグリルで焼くというのです。
電気なので火加減・焼き加減が自動式なのです。
だからこそ誰が焼いても一定水準を保ったレベルになります。

 

 

そうする事で人件費を削減し、
その分を食材原価にかけている。

 

 

「格安の料金でステーキ等のお肉を食べられるお店」
という独自のウリは、
裏にある独自の財務戦略と仕組みで支えられています。

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