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独自性のある言葉で伝える

  • 投稿公開日:2017年5月24日
  • 投稿カテゴリー:変化の観光業!ウィズコロナ期・アフターコロナ期へ

多くの宿泊施設や観光地を見ていて
「もったいないな」と思う事があります。

それはウリをうまく伝えられていない事。
さらにいうと、ウリとして伝えている事が
どこでも大同小異という事です。

 

 

お店や会社の魅力を知らせて選ばれるには、
どのような情報を発信すれば良いのか。
簡単に言うとあなたの魅力である
「ウリ」を簡潔に伝えて興味を引き、
覚えてもらい選んでもらうという事です。
しかし、それが簡単ではありません。
私はこの「ウリ」を発信するという題材で、
多くのセミナー講師を勤めさせて頂きました。
受講生にはセミナー冒頭でこんな質問をします。

 

 

「あなたのお店や会社
“ならではの”ウリを理解して
一言で伝えられていますか?
A ウリを理解して一言で伝えている。
B 何となくだけどウリは分かっている。
C ウリが分からない。
この3つならどれでしょうか?」
こう質問すると、多くの方がBと答えます。
皆様がウリを何となくは分かっています。

 

 

ある時です。
「Aお店のウリを理解して一言で伝えている」
という答えを自信満々で頂きました。

内心、「今日は優秀な方がおられるな。」
と思っていました。
そのまま続けて
「あなたのお店ならではのウリは何ですか。
一言でお願いします。」
と聞いてみました。
答えは、「うちは親切で接客が良いです」
それともうひとつ「料理がおいしいです」
というものでした。 たしかに親切・接客が良いという事や、
料理がおいしいというのは強いウリです。

 
飲食店であっても旅館や観光施設であっても、
重要なポイントです。

 
しかし、情報発信という事になったら、
これらの言葉を発信するだけでは、
本当の魅力は伝わりません。
まして、競合となるお店との差別化には
至らないでしょう。

 

 

競合と差別化を図る為には、
魅力を具体的に伝えながら
かつ他店では言えない言葉を発信する
必要があります。

 

 

つまり、「独自のウリ」を伝えるという事です。

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