「USP」
という言葉を聞いた事がありますでしょうか。
U=ユニーク・S=セリング・P=プロポジション
の頭文字をとった略です。
どういう意味かというと、
「ユニーク」=日本語で言うと独自性という意味です。
独自性や個性が強い人を「ユニークな人」と言ったりしますね。
「セリング」=あまり聞きなれない言葉ですが、
セールやセールスというと聞いた事があるのではないでしょうか。
これは「売り」と訳す事が出来ます。
「プロポジション」=提案や提示という意味です。
USPの意味を合わせてみると、
「独自なウリの提案」と訳す事が出来ます。
これは伝説的と言える昔の広告マン
「ロッサー・リーブス」という方が作った概念です。
彼はこのように言っています。
広告とは・・・
①主張は競合が主張していないものか、
主張しようとしても出来ないことでなければならない。
②主張は、パワフルであり、多くの消費者を
自社製品のほうへ引きよせるものでなければならない。
③消費者に向かって主張すべき点がなければならない。
「この製品をお買いなさい。
そうすれば、あなたはこんなに良い点を
得ることになるはずだ」と。
①はユニーク性がある事
②は強いウリがある事
③は消費者に対する提案がある事
この3つをあわせて「USP」という概念を作りました。
この概念は今でも十分に通用する事です。
自社の「USP」は何なのか。
自社でしか出来ない独自性があり、
お客様を引き寄せる強いウリがあり、
それを明確にお客様へ提案しているのか。
「USP」の追求は、
お客様目線で見た時の、
自社の強い存在価値の追求でもあります。