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コロナ禍の生き残りは損益分岐点を下げる事から

  • 投稿公開日:2020年8月9日
  • 投稿カテゴリー:変化の観光業!ウィズコロナ期・アフターコロナ期へ

 

こんにちは。
観光業の誘客戦略コンサルタント 加藤学です。

 

毎日のニュースで新型コロナ感染者が報道され、
その度に一喜一憂する日々が続いています。

 

観光業ではGOTOトラベルキャンペーンが始まり、
東京を除く全国でのキャンペーンの結果、ある程度の動きを感じました。
特に7月下旬の4連休はかなりの観光客が動いていたようです。

 

 

そうした中でやはり感染者数が増えていき、
春先は特定の場所での感染者が多かったのですが、
現在は市中での感染が増えてきています。

 

その影響からか7月後半から8月前半にかけての
観光客の動きは一気に鈍ったように感じます。

 

8月9日時点での私の予想ですが、
おそらく9月・10月もまだ新型コロナは収束せず、
このまま12月〜2月の冬を迎えて感染者は増えるのではと考えています。
また、現在はPCR検査陽性というだけで症状が軽い方が多いのですが、
冬のインフルエンザと同じく新型コロナも重篤化する事も予想されます。

 

 

ここまでは世間の多くの方も考えて心配おられる事でしょう。
我々も長期戦に備えておく必要があるという事です。

 

長期戦に備えるためにはどうしたら良いのか。
まずは財務上の損益分岐点を可能な限り下げておく事が必要です。

 

 

例えば団体旅行や団体宴会が多い旅館の場合、
10月・11月の行楽シーズンの団体が激減する事が予想されます。
従来の形態は団体旅行や団体宴会の受入を想定した人員配置、
コスト構造になっているかと思います。

 

まずはそこからメスを入れていきます。
私のやり方では団体旅行・団体宴会0と想定して人員配置とコスト構造を考えます。

 

「団体0まではちょっと。少しは来られるかもしれない」

確かにそういう意見もあります。
私も全くの0とは考えています。

 

ただ、最初に取り掛かる場合の考え方として、
全くの0になった場合にどのような人員・コスト構造になるのかを考える事から始めると、
その後の計算がとても楽になります。

 

1,まず団体利用0となった場合の売上・人員・コスト・利益を計算。
2,団体利用0の状態で利益が出るよう、それ以外の部分を最適化。
3,次に団体利用を少しずつ増やした場合の人員・コストを計算。
4,月間の団体利用獲得目標を現実的に作り、それに合った人員・コスト体制を構築。

 

 

こんなふうに一度ゼロになったと想定して、
それでも利益が出るように体質を改善します。
そのうえで団体利用が何人になったら受入側も何人必要で利益がいくらかを計算すると、
自分達の行動目標が明確に定まりやるべき事がみえてきます。

 

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