世の中には有名なもの無名なものを含めて
様々なキャッチコピーがあります。
「お口の恋人」
「やめられないとまらない」
「はやい・うまい・安い」
「吸引力の衰えないただひとつの掃除機」
「森を貸切!」
私がパッと思いついたものを挙げてみました。
誰もが知っている有名なコピーから、
ローカルレベルでの無名なものまで様々です。
様々なタイプのキャッチコピーですが、
特徴を大きく4つに分類する事が出来ます。
よく使われる四象限で分類。
私の場合は横軸に「抽象的⇔具体的」
縦軸に「独自性小⇔独自性大」と分類します。
そうすると下記の4つのタイプとなります。
A:抽象的×独自性小
B:具体的×独自性小
C:抽象的×独自性大
D:具体的×独自性大
この軸でさきほどのキャッチコピーを分類してみます。
A:抽象的×独自性小
「お口の恋人」
「やめられないとまらない」
B:具体的×独自性小
「はやい・うまい・安い」
C:抽象的×独自性大
「森を貸切!」
D:具体的×独自性大
「吸引力の衰えないただひとつの掃除機」
そうするとこのような形で分類出来ます。
ではここから何を読み取るのか。
まずAの部類は感性に訴えるコピーであり、
圧倒的に有名なものが多いです。
Bの部類はちょっと下世話な感じ、
しかしとても有名です。
C・Dのコピーは後発企業であったり、
地方の弱者が使ったコピーです。
A・B共に大手企業が作ったコピーであり、
それを浸透させる為に大量の広告費と
長い時間がかかっています。
もし同じような言葉を小さな会社が浸透させようとしたら、
ここまでの認知度まで上げられるでしょうか。
広告費を大量にかける事が出来ない小さな会社の場合は、
A・Bタイプのキャッチコピーを
市場に浸透させる事が難しいでしょう。
限られた資金を有効利用する為には、
C・Dのタイプのキャッチコピーを使う。
「独自性大」である事が重要なのです。