宿泊施設でのコンサルティング現場で
相談を受ける事の中に、
「いつも同じ写真や同じキャッチコピーの見せ方では
お客様に飽きられるのではないか」
という質問があります。
どういう事かというと、
じゃらん等の情報誌やインターネットやその他媒体などで、
全く同じ写真やコピーを使い続けた場合
何度も見ているお客様が飽きてしまう。
だから変化を付けた方が良いのではという事です。
私はこの疑問に対してはこう答えています。
「飽きられるから変えるという理由ならばNOです。
お客様は御社を飽きる程見て記憶していないです。
もしそうなっていたらもっと繁盛しています。」
お客様に飽きられる程見られて記憶されていたら、
そんなに素晴らしい事はありません。
しかし同じ売り方を続けていたら
確かに反応が悪くなる事があります。
それは変化が無く飽きられているからではなく、
時期ごとの顧客ニーズに合わせた発信が
出来なくなっているからです。
同じ写真やキャッチコピーを見せ続ける事は、
自社のブランディングには欠かせない事です。
問題は「同じ写真やキャッチコピーを見せる」事を、
「意図的にやっている」のか
「単にズボラでやっている」のかです。
同じ売り方をする場合でも
変化を付ける場合でも
全てお客様の反応を見て意図的に行う事が
とても重要なポイントです。