成熟市場だからこそ「購入スペース作り」

 

 

こんにちは加藤です。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。

 

 

小売業界をみると様々な所で
買い取りサービスがあります。

 

古いスーツの買い取り
家電の買い取り
古い家具の買い取り

 

これらを販売店が買い取りサービスをおこなっています。

 

この買い取りサービスは
何の為に行っているのでしょうか。

 

 

普通に考えて集客の為だという事は
なんとなくは分かると思います。
さらに一歩だけ深掘りをしてみます。

 

モノがあふれる現代では
商品を買わない理由は様々です。

 

中でも下記が挙げられます。
「もうすでに商品を持っているから」
「まだ使えるから捨てるのはもったいない」

 

この2つの理由で商品を買わないという事は、
商品の魅力が薄いという事以上の理由でしょう。

 

そこで小売各店がすでに持っているものを売って、
新しい商品を購入してもらうように仕掛けています。

 

 

消費者の中に商品を購入する為のスペースをいかに作るか。
各社がスペース取り戦術を繰り広げているのです。

 

私の主なフィールドである観光業界のように
体験を売る・コンテンツを売るといった業界と違って、
リアルな「物質」を売る業界だからこその問題だと感じます。