田舎の接客の“悪いところ”はココかもしれない

 

 

田舎の接客の良い所は、
温かみと味のある接客をされる事や、
人柄がにじみ出ている事、
肩肘をはらず気楽に行ける所だと思います。

 

 

一方で、インターネット予約サイトのクチコミを見ると、

 

・田舎っぽさは良かったが馴れ馴れしい
・空気を読まずに接客を押し付けてくる

 

そういった評価が書かれている事もあります。
これらの問題はどのようにしていけば良いのでしょうか。

 

 

馴れ馴れしいとか空気を読まずとか
かなり感覚的な表現のため
何がどう悪いのか特定しにくいです。

 

また、受け手によっても違ってくるので
一概に悪いと言えるわけもありません。

 

とは言え感覚的な事ではなく具体論で
何か一つでも改善策を立てねばならない。
そこで私自身の経験をひも解いていきたいと思います。

 

 

 

私がうけた心地よい田舎の接客さん。

 

例えばお料理を出してきて説明をする時。
こちらの注意が自分に向いていると思った時に
しっかりと説明をしてくれます。

 

それ以前に料理の皿を運んできたときに
まず注意を惹くような一声をかけている。

 

接客さん「焼き立ての鮎が来ましたよ〜」
私たち「わーっ」(注意が惹かれてみんな声がでました)
接客さん「この鮎は◯◯で、こちらのお酢をかけて・・・・」(丁寧な料理説明)

 

というような流れでした。

 

 

 

逆に心地の良くない田舎の接客さん。

 

私達が仲間うちで会話をしている。
接客さん:皿をゴトゴトと置き出す。
私達の会話を遮るように料理説明を開始。
接客さん「この鮎は◯◯で、こちらのお酢をかけて・・・・」(丁寧な料理説明)

なんだか説明をする事が目的のようです。

 

この時感じた事は
(会話をいちいち遮るなよ、説明長いよ、置いといてくれよ)。
これなら一度に料理を出すか、ビュッフェ形式の方が良いです。

 

 

 

私たちは興味のある事の説明を聞きたいのです。
興味を持っていない事の説明を聞くのはジャマでしかありません。

 

 

こうして見ていくと心地良い接客さんは、
1,笑顔と最初に興味を惹くような一言。
2,こちらが興味を持った反応を見る。
3,次の接客に入る。

 

こんな流れを習慣的に行っていると思いました。

 

笑顔と興味を惹く一言と相手の反応を見る。

 

とても感覚的な問題はあるものの、
こういった事を意識するだけでも変わってくるでしょう。