「リーダー」とはいつでも誰でも成りえる要素

 

 

先日、次世代の観光リーダーを育成しようという
プログラムについて打合せをしていました。

 

その中で出てきた話題が
リーダーとマネージャーの違いという話や、
「そもそもリーダーとは何」なのかという話です。

 

多くの場合にこの2つが混同されて使われています。
というのもそういった人材には
リーダー要素・マネージャー要素両方が求められるからです。

 

とはいえカリキュラムの中では
明確に分けて伝える必要があります。

 

 

今回はリーダーの定義について。
リーダーの定義は解釈により様々な事が語られています。
私は、リーダーとは「0から1を創り出す人」と定義しています。

 

 

「0から1」というと物凄く斬新な発明であったり、
無から有を築き大きな事を成し遂げるイメージがあります。

 

しかし実は日常の中に沢山の「0から1」があります。

 

「今日はすこし時間があるので倉庫の片付けをしよう」
「今回の作業はみんなで終了目標を決めてスパッと終わらせよう」
など、これらも元々0だった所から小さな1を生み出した例です。

 

こうした行動を生み出していく事こそがリーダーです。

 

 

そしてリーダーとは役職の事ではなくて、
2名以上の人が集まればいつでも役割として発生する要素です。

 

つまり、新入社員であってもリーダーシップは発揮出来るし、
小さな作業単位であったらリーダーに成り得るのです。

 

次世代観光リーダーであっても、
こうした意識の積み重ねこそが大切な要素です。