そもそも『ブランド』とは「こう思われたい」の実現

 

 

「ブランド」という言葉。

 

私のいる観光業界でも「◯◯でブランドを作る」など
「ブランド」「ブランディング」という言葉は
とてもよく使われます。
そもそも「ブランド」や「ブランディング」とは何でしょうか。

 

色々な説や考え方があると思いますが、
私は下記のように定義付けています。

 

「ブランド」とは「◯◯といえば◯◯」という印象を、
見込客の頭の中に真っ先に浮かぶ状態を作る事。

 

その為に重要な事は
ブランドを作る側の「こう思われたい」という意図と、
見込客の「こう思う」を一致させる事です。

 

「こう思われたい=こう思う」
この「イコール」を作る為活動が「ブランディング」。

 
そこで気になるのが、
「ブランディング」と「プロモーション」
この2つがごっちゃになって考えられているという事です。
例えば「おしい広島」「もんげー岡山」。
これはブランディングかプロモーションどちらでしょうか。

 

「こう思われたい=こう思う」
を作るのがブランディングという考え方をしたら、
これはブランディングではなくてプロモーション。
注目を集める為の活動だと思います。

 

すごく面白くインパクトのある動画を
ネット上で拡散させる「バズ」を起こす活動。
これも注目を集める為のプロモーション。
この様に分けて考える事が出来ます。

 
そのブランド作りは本当に「こう思われたい」という
意図を持って取り組んでいますか?
プロモーションとごっちゃになっていませんか?

 

今、地域ブランドを作ると言っている方へ
今一度ぜひ問いたい事です。