牽引性のないプロモーション戦略
観光地への来訪者を増やしたい。
これを実現する為の手段として、
最近ではインターネットを使ったメディア戦略が
欠かせないものとなりました。
そこで観光地の魅力を発信したい、
ちょっと面白い動画を流したり・・・
様々な手法が展開されています。
中でも奇抜で面白い動画を作ると
Yahoo!ニュースやまとめサイトで話題となり
一気に閲覧数が増える事があります。
ここで注意しなければならないのは、
目的が「閲覧数」になってしまってはならないという事です。
プロモーションを考える時に
「拡散力」と「牽引性」の
2つの軸があります。
奇抜な映像で大変な拡散力を持たせる事も出来ます。
しかし拡散だけして結局観光客は来ない。
これは牽引性が足りないからです。
では牽引性を高める為にはどうすれば良いのか。
ここは原点に帰って次の質問を考えてみるのが有効です。
「この地域(会社)は誰にどう思われたら良いのですか?」
こう思われたら牽引性が高まるという事を意識して
プロモーション戦略を作らないと
話題性だけをさらう事にもなってしまいます。
売り手側の「こう思われたい」という意図と、
買い手側の「こう思う」を一致させる。
その為の手段がプロモーション戦略です。